7月3日(月)から6日(木)に1年生29名、2年生44名、3年生10名の計83名で夏期海外研修として台湾に行ってきました!
海外研修は「将来の職業や大学で学ぶ学部・学科を決める前に、可能であれば海外に行くことを経験してほしい」という願いから今年度より始まりました。
第1回は政治的、経済的にも日本にとって重要な国の1つである台湾にて、主に観光名所巡りをします。
1日目は台湾到着後、龍山寺に向かいました。台湾式の参拝やおみくじを体験し、台湾の文化を学びました。
その後、中世記念堂で資料見学を行い、台湾の歴史に触れ、忠烈祠に向かいました。衛兵交代式は厳かな雰囲気で、生徒は静粛に見入ったり、真剣な表情で写真や動画を撮ったりしていました。
夕食後は台北市で最大規模を誇るナイトマーケットである士林夜市に行きました。現地のグルメを探して楽しそうな表情が多く見られました。
2日目は二二八和平公園を散策後、国立台湾博物館を見学しました。その後、台北101で自由に昼食を取り、展望台を見学しました。
午後は、まず十份に向かい、天燈上げを体験しました。それぞれが思い思いの願い事を書き、その願いを天燈に託して空に飛ばします。自分の願いが込められた天燈が空高く上がっていく光景は非常に感動的でした。
次に九份を訪れ、街並みや建造物を写真に収めながら散策しました。生徒は石段や狭い路地、赤い提灯が特徴的なレトロな雰囲気をとても楽しんでいました。
3日目は世界4大博物館の1つに数えられる故宮博物院を見学しました。中国歴代皇帝の至宝を約2万点展示しており、貴重な所蔵品を見ることができます。ガイドさんの細やかな説明を聞きながら見てまわり、中国4000年の歴史を体感しました。
その後、孔子廟を散策し、夕食を食べて西門町に向かいました。事前に調べたお店で買い物をしたり、かき氷やタピオカを食べたり、笑顔が多く見られました。
日本との共通点や相違点などさまざまな発見があった一日となりました。
4日目は台北市立動物園を訪れました。台湾の動物や世界の動物に間近で触れ、動物たちの環境を考える機会になりました。中には地元の大学生と交流した生徒もいました。
短い期間でしたが、これだけの名所を回ることはなかなかできないので、参加した生徒達にとって充実した貴重な経験となりました。慣れ親しんだ日本を離れ、他国の文化に触れたことによって、価値観の幅が広がったと思います。
生徒たちからは、楽しかった、もっといたかった、台湾の方に優しくしてもらった、日本の良さを改めて感じたという声を多く聞きました。
今回の経験が進路選択に役立つことを期待しています!