10月30日（日）に理数研究会部員10名、エコ活動研究会部員1名で

「2022年度サステナブル・ブランド国際会議　東日本ブロック大会」に参加してきました。

このイベントに参加したことで、持続可能な社会の到達に向けて活動している企業の方の指導のもと、他校の生徒たちと共に議論し、与えられた課題について探求することができました。

4つあるテーマの中で、本校の生徒の1人は「選ばれる航空会社に必要なSDGsの活用」をテーマに、他校の生徒たちと共に発表しました。カーボンニュートラルの実現に関して言及し、飛行機が使用する大量の電力使用を課題として取り挙げました。考案したのは電車に使われている回生ブレーキを飛行機にも搭載するという案でした。ここでは新たなイノベーションとして他分野で使われている技術を転用することが大切だという意見を述べました。企業の方からは、まずは浮かんだ案をとりあえず出すことが大切であり、もしこの案を実現させるなら搭載できない理由ではなく、搭載できる理由まで考えることが大切だとのコメントを頂きました。このコメントを通して、探究活動では案を出すだけでなく、一歩深める姿勢が大切であることを学びました。

イベント終了後には「他校の生徒や企業の方との話し合いを通して、SDGsを自分事として捉えることができました。一人一人がSDGsへの意識を向上させることで、社会全体が良くなるということを感じました。」と述べた生徒もおり、SDGsに対する見識を深めることに成功したイベントでした。