第11回ESD大賞「高等学校賞」を受賞しました!

「SDGs」17のゴールを達成しよう!

SDGsを通して
自分と自分の暮らす地域社会について考える

主催:NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム
 後援:文部科学省/日本ユネスコ国内委員会/公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター/公益財団法人日本ユネスコ協会連盟/株式会社教育新聞社

2020_ESD-jissen_11_web.pdf (jp-esd.org) 
↑こちらのリンクから「第11回ESD大賞 受賞校実践集」P25〜28をご覧ください。
 本校での実践内容が紹介されています。

未来を見つけ出そう!

現在を見つめながら、自分たちの未来を、そして、まだ出会っていない人たちの未来を、持続可能なものにするために本校生徒たちは考えます。
 本校では、各教科の授業において「双方向「対話」型授業」の実践を推進しており、「総合的な探究の時間」はまさにその実践の場となっています。教員から一方的に教えるだけではなく、生徒同士、あるいは教員と生徒との間で「双方向」の「対話」を重視しています。
 また、本校の「総合的な探究の時間」は「PBL」型の授業です。この「PBL」も、本校が推進している授業実践の一つです。「PBL」とは、「Problem Based Learning=課題解決型学習」のことで、この形式の授業は、生徒が自ら課題を見つけ、その課題に対する解決策を見出だすまでの過程でさまざまな知識を得たり、思考を重ねたりしていきます。

 以下①~⑧は、2021年度「総合的な探究の時間」に実施した授業内容です。

◆2~4名のグループで協力して社会的課題を見出だし、その解決策を模索する。
 最後は校内「プレゼンテーション大会」で、思考した内容をプレゼンテーションする。

  1.  SDGs(持続可能な開発目標)に関する理解を深める。
  2.  自分の暮らす社会とは?身のまわりで何が起きている?
  3.  社会で起きていることに対する当事者意識を持つ。
  4.  多くの種類の情報源(書籍・web等)に触れる。
  5.  課題「発見・解決」のプロセスを理解する
  6.  論理的思考力・批判的思考力を身につける。
  7.  他者に対し、思考した内容を効果的に伝えられる表現力を身につける。
  8.  授業内で得た知識や気づきを将来へとつなげる。

上記⑤の過程では、直接的・具体的な内容よりも、
● 「何から思考を始めるのか=思考する際に必要な〈要素〉」を明らかにします。
その〈要素〉を踏まえたうえで、
● 「どのように思考を進めていくのか=結論に至るまでの〈筋道〉」を明確にし、生徒たちの思考がスタートしていきます。

〈「総合的な探究の時間」を通して得られるもの〉
◎自分が暮らす社会を知り、見つめ直す。
 → 当事者として自分が持続可能な社会づくりにどう関わるのかを考える。
 ⇒ ・ 社会で起きていることに対して当事者意識をもつ。
・「探究」する姿勢を身につける。
◎自分と、自分の属する社会の現在と未来を創り出す力。
◎大きく変化しつづける社会のなかで、常に考えつづけ、いろいろな思想や文化をもつ他者と協力し、より充実した人生を送るための「答え」を見出していく力。
◎確かな知識を身につけてそれを活用する力。
◎あらゆる状況において論理的・多角的に物事を捉え、新しいものを生み出していく力。

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